資金繰り改善 資金繰り改善のための経費削減 今回は資金繰り改善のための経費削減について検討します。 製造業の場合、経費は経理上では、製造原価と販売費及び一般管理費に分けられています。前者は工場における経費、後者はオフィスや事務所における経費です。 サービス業の場合は、基本的には経費と言えば販売費及び一般管理費となります。 今回の記事では、販売費及び一般管理費にお... 2020年2月21日
資金調達 証書貸付とは?その特徴と注意点 事業資金融資は形態によって証書貸付、手形貸付、当座貸越などに区分されます。 これらはそれぞれその特徴や注意点などいくつも異なる点があり、今回一連の記事で説明していきます。 そしてもう一つの観点は「何の目的で使うのか?」という資金使途の点です。これは主に事業資金融資と個人ローンの2種類に分けられます。 事業資金でも、個人... 2020年2月10日
資金調達 手形貸付とは?その特徴と注意点 手形貸付とは何か?資金使途は何か?など今後の事業資金調達の参考にして下さい。 手形貸付とは? 手形貸付は事業資金融資の一つです。 銀行で用意した約束手形に債務者が署名する形式で融資します。 借入期間は原則1年以内の短期借入で、建設業などが良く利用します。 なお受取手形を担保に融資を受ける方法もありますが、これは「手形担... 2020年1月12日
資金繰り改善 給料や税金・社会保険料の支払いは遅らせてはならない 企業経営ではいろいろな支払があります。必要経費の文字通り、経費はその代表例ですが、経費のなかにも絶対支払を遅らせてはいかないものがあります。 信頼がなければ経営はできません。信頼確保のためには絶対外せない支払があるのです。 まず、仕事相手への支払、これは別格です。仕入先、受注先、外注先などさまざまな相手があって事業は回... 2019年12月23日
資金調達 複数の金融機関と付き合うメリット~オンリーワンは危ない! 「複数の金融機関と取引すべきか?」 これは、経営者として必ずぶつかる悩みだと思います。 自分から融資の相談をして、あるいは営業マンがやってきて取引を開始する。 事業経営をしていけば、こうして複数金融機関と取引するのが自然でしょう。 では、複数金融機関と取引するのは良いことなのでしょうか? デメリットはないのでしょうか?... 2019年12月9日
資金調達 粉飾は銀行に見抜かれている 粉飾は見抜かれます! 冒頭から過激な表現ですが、事業資金融資など銀行と付き合っていく過程で、必ず見抜かれますので粉飾をしてはいけません。数十年銀行に勤務し、数え切れないくらい決算書を見てきた銀行員の目はそこまで甘くありません。コンプライアンス・法令遵守が浸透している現在でも、残念ながら粉飾決算はなくなりません。そこで今... 2019年11月26日
資金調達 プロパー融資と保証協会保証付き融資はどちらが良いの? 金融機関の事業資金融資には「プロパー融資」と「保証協会保証付き融資」の2種類があります。 プロパー融資と保証協会保証付き融資のどちらが良いか? 実は非常に答えにくい質問であり、現役の銀行員に聞くと言葉を濁されます。プロパー融資、保証協会保証付き融資それぞれに特徴があり、メリットデメリットもあります。そうしたいくつかのポ... 2019年11月10日
資金調達 リスケするか?ノンバンクで借りるか?~銀行員目線で見ると・・・ 「リスケをするか?それともノンバンクで借りるか?」今回はこちらをテーマにしてお話ししていきます。 結論から言います。銀行員が答えるとしたら次の通りとなります。 「銀行と付き合いを続けたいならリスケを選ぶべきです。しかし、資金調達のためにノンバンクで借りることも否定はしません。ただし、そのときはそれなりの覚悟も必要です」... 2019年10月30日
資金調達 pickup 債務者区分を上げることはできるのか? 「二期連続になったから融資してくれなくなった。ではなぜ銀行は急に冷たくなったのか?その答えは信用格付で判定された債務者区分が下がったからです。」 これは「4.債務者区分はどのように影響するか?」の冒頭部分です。そして債務者区分は①取引方針に影響する②融資姿勢に影響する③融資条件に影響する、と説明しました。 このように債... 2019年10月30日
資金調達 債務者区分は融資にどう影響するの? 「今までは必要な時いつでも融資してくれた銀行が、二期連続赤字になった途端急に冷たくなり、融資をしてくれなくなった」「決算内容が良ければ銀行は融資してくれるが、赤字企業にはなかなか貸してくれない。」ではなぜ赤字企業には融資してくれないのでしょうか? これは前出の記事「債務者区分とは~銀行の自己査定」の冒頭部分です。 銀行... 2019年10月30日