会社を運営するにあたり、規模や業種にかかわらず、設備投資は欠かせません。パソコンやプリンタ、営業車などといった汎用的な設備はもちろんの事、何千万円もする専用的な設備を所有する会社もあります。 多くの会社では、上記のみならず、3Dプリンタや社内サーバー、NC加工機、コンプレッサーなどを所持しており、それらは日常業務に欠か...
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第1回でリスケ(返済条件の変更)、第2回で期限の利益喪失についてお話ししました。 今回は、返せなくなることが決定的となり、もうリスケでしのぐこともできなくなった状態、つまり期限の利益喪失状態になったあとで、何が起こるのか?についての話しです。 融資が保証付きか?それとも保証なしで銀行から直接融資を受けたいわゆるプロパー...
第1回リスケでは「元金返済は無理だけど、利息10万円だけなら払える」といったように、条件付きでも返済できる状態ならリスケ対応をして、少しずつでも返済していくことをお話しました。 しかし今回は、返済を続けていくことができなくなるというお話しです。 これには2つのケースがあり、1つ目は「もう払えなくなったから、返済していく...
事業資金融資の結末はいくつもあります。もちろん最後までしっかり返済することが理想なのは言うまでもありません。 では、逆にあまり見たくない結末、あるいは不幸な結末とはなんでしょう?そのキーワードになるのは「返せなくなった」場合のことです。 今回は「事業資金融資が返せなくなったらどうする?どうなる?」をテーマに、私の経験を...
端的に言えば、在庫=お金ですが、なぜ在庫が必要となるのでしょうか。 これは当たり前の問いなのですが、非常に重要です。 答えを端的に言えば機会損失や取引先からの信用の棄損を避けるためです。 在庫は必要である 一口に在庫と言っても、業種によって様々ですが、 製造業:部品、原材料、仕掛品、半完成品、完成品 小売業:商品 があ...
今でこそ情報技術(IT)分野が発達し、電子債権やファクタリングなどが出てきて、手形の現物というものが少なくなってきている反面、未だにそういったものは信用できないとか、怖いといった理由で、手形を振り出したり受け取ったりしているケースは、特に中小企業ではまだまだ多いのではないでしょうか。 手形は駄目で電子債権はOK? ある...
サイトの長い債権は資金繰りを悪化させ、最悪は回収不能になることも 製品やサービスを販売してから代金の回収までの期間が短いか長いかは、業種や契約内容によって違いますが、現金商売を除けば概ね1ヶ月から4ヶ月を超えない期間がほとんどだと思います。 「末締めの翌日末払い」であれば期間は1ヶ月となり、実際の現金が動くのは1ヶ月後...
資金繰り表はとても重要です 資金繰り表を作っているか否かで、銀行の印象は全く変わります。 それだけでなく、そもそも資金繰り表は自社の資金繰りを管理する上で極めて重要なものです。 事業が好調でも突発的に運転資金が不足するケースはいくらでも起こり得ます。 そういったケースを未然に防ぐためには、資金繰りの予測が重要となり、そ...
「これがあれば融資する」「こういう会社には融資しない」 こういった銀行融資の審査基準を知っていれば、融資申し込みはすごく有利になるでしょう。 しかし銀行融資の審査基準は極秘事項です。 審査の不備から融資が回収不可能になり、最悪では銀行経営を揺るがすような事態に発展することを避けるため、融資審査は公正でなければいけないか...
会社を運営する上で、お金は出たり入ったりを繰り返しており、日々動いています。 皆さんはお金の動きを確実にチェック出来ていますか。 中には会社の全てのお金の動きが頭の中に入っているという強者の経営者もいますが、日々の業務に忙殺されて預金通帳すら見ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 それで間違いなければ問題な...